先日、寝ようと2階にある寝室に向かった。階段を上がったその先に!2匹の黒い物体が壁についていた!何とも言えない恐怖感に襲われたが、よく見てみるとコウモリが2匹ジッとしていたのだった。なんとも気持ちが悪くどうしようかと困ってしまった。
あなたも、そんな時に落ち着いて撃退できるよう知識をつけておこう!!しかしまずは敵(コウモリ)とはどんな生き物であるかから知っておくことが必要となる。
■身近にいるコウモリ
日本で最も種類が多い哺乳類がコウモリ(漢字では蝙蝠と書く)である。その数はなんと1100種類を超えているという。哺乳類が約5400種類程度という事なので5分の1がコウモリという事になる。
私の家にいたコウモリはアブラコウモリだった。我々の最も身近にいるコウモリがアブラコウモリである。家の近くの小学校の木に多くのコウモリがいるとは聞いていたし、家の屋根にはコウモリの糞がよく落ちているので、身近に感じていたが、実際に1メートルの距離で遭遇すると怖いものである。
■コウモリは何を食べて生きているのか?
アブラコウモリは、大量の農業害虫や蚊を一夜にして食べる。その他は蜘蛛や甲殻類の節足動物も食べます。日本に多いアブラコウモリはそんな食生活ですが、海外のコウモリは、魚・トカゲ・カエル・鳥などを食べる恐ろしいコウモリもいるようです。
そして漫画の世界ではなく実在する吸血コウモリもいます。
■コウモリの体のつくり
コウモリの特徴は翼がある事です。指・手首・腕の間に飛膜といわれるものが付いています。手首は前後にしか動きません。翼は胴体の横についています。最初にコウモリを見た瞬間は、黒い塊でしたが、捕獲する際にコウモリが暴れて翼を広げると、3倍の大きさになりました。体の大きさは、頭から足の部分までで6センチ程度でした。
■コウモリの天敵
夜間に行動し、ねぐらも他の生物が来にくい所にある為、食べられてしまう可能性は低いとされています。その中でもコウモリが食べられてしまうのが鳥類です。フクロウ・カラス・鷹・ワシによく狙わています。
■やはり怖い!人間への病原菌の感染について
日本では、コウモリによる重篤な感染症の報告は無いようですが、病気そのものの実態が明らかになっていない為、屋外でコウモリに直接手で触れないようにすることは最低限気を付けましょう。海外では狂犬病・ヘンドラウイルス・ニパウイルス等の感染症に感染する事が知られています。
もしコウモリを自力で撃退しようとするのであれば、マスク・手袋・ゴーグル・帽子・長袖の服などで、肌を露出しない方が無難です。そして撃退した後は、手洗い・うがいの徹底を心掛けてください。もしコウモリに咬まれたり引っ掻かれたりした時は、石けんで良く洗い水で十分に流しましょう。念の為に医師の診断を受ける事もお勧めします。
■実際の撃退方法動画