西郷隆盛と大久保利通が討幕の密談をしていた場所が現存する。それが大黒寺の「会談の間」である。
大政奉還3年前に近代日本の話がされていた。それが大黒寺本堂に隣接されている建物で会談の間である。
場所は〒612-8062 京都市伏見区鷹匠4
京阪電車の京都丹波橋駅からあるいて8分の場所で伏見区役所が近く区役所の北に位置する。お寺は大きな塔などの目印がないので、わかりにくい場合は伏見区役所で聞いてみてもよいかもしれない。
近鉄丹波橋駅からは徒歩で9分。
大黒寺の会談の間の雰囲気
室内は広さ8畳ほどで襖をはさんで6畳の間もある。8畳の部屋の中央には西郷隆盛が実際に使ったとされる木の机・筆・硯・煙草の盆が置いてある。実際に大久保利通などと密談した場所だ。隣の6畳は西郷隆盛が寝ていたと思われる部屋で、欄間にある龍の彫り物を西郷隆盛は気に入っていたとのこと。
西郷隆盛と大久保利通が密談した内容はハッキリわからないが、日本の行く末を左右する話がなされたことは容易に想像でき、ワクワクする。
坂本龍馬ともここで話をしたとも言われており、薩長同盟の話の可能性が高い。
机などは触れることも可能だが、写真撮影は禁止。
寺田屋で命を落とした人たちのお墓
大黒寺には墓地があり、伏見寺田屋殉難九烈士之墓と石柱にかかれている。
寺田屋事件で命を落とした人の墓である。薩摩藩士のお墓で西郷隆盛が事件から2年後に作った。
九烈士は以下の人物
死者は・有馬新七・柴山愛次郎・西田直五郎・橋口壮介・橋口伝蔵・弟子丸龍介
切腹は・田中謙助・森山新五左衛門・山本四朗
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